2008年03月25日

なぜこて先が酸化するのか

鉛フリーを使う場合、使い方を注意していないと、たった1回の使用でもこて先の酸化が大きく進んでしまいます。私は最初そのことをよく知らずにかなり高温でぞんざい?な扱いをしていたので、仕上がりも良くなかったし、こて先もあっという間に酸化してしまいました。

こて先の交換ひとつでも高いですから、こて先メンテナンスの手間は多いのですが
鉛フリーと良い形を見つけてつきあっていきたいです。

さてさて、なぜ鉛が入っている半田に比べて、酸化が早いのか?
答えはスズの含有量にあるそうです。

ボンコートニュース 
>N0.7-030 こて先の寿命を延ばす方法について

によると、スズがこて先構成金属の鉄や銅を浸食するからであり
含有量が圧倒的に多くなった故に浸食が早いということなのです。

そして通電中、とりわけ高温下になるほど酸化が加速します。

その対策には、まず できる限り作業温度を低くすることと
作業の合間でも、少しでも時間が空くときにはこまめにSWを切ってください
とメーカーの方にアドバイス頂いてます。

s-0803025 sw.jpg

コンセントを引き抜くのも何なので、絞りがMINで殆ど通電しないタイプのコントローラーか、スイッチ付きコンセントを使うようにしています。

こまめに電源切りするということは、スムーズに仕事を進ませるに立ち上がりが早くて、かつ、定められた温度を超えないような半田こてが、どうしても必要かな、と思います。ある程度高価なんですけれどね。

■HAKKO こて先の寿命について

の中の はんだの種類と温度によるこて先侵食量のグラフを見れば
こて先温度は360℃よりも350℃、350℃よりも340℃がより良いということがわかります。

こて先の目安温度は今模索中ですが、もともとステンドグラス用のこてはこて先も太く蓄熱性がありますから、かなり低い温度でも可能のようです。目下、300℃ラインにTRYしてます。

こて先メンテの方法も、まとまりましたら後日紹介いたします。
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2008年03月23日

石の上にも3年。

このブログをはじめて、もうすぐ丸3年になります。

ガラスという工芸を始めてもうすぐ丸3年で、最初は教えられたことを右から左へ忘れる質なので、忘れないよう書いて憶えられるよう、忘れたときにはブログから発掘しよう!と始めた趣味のブログでした。

いろいろなガラスを目にして、次第に作家さんの個展にも足を運ぶようになり
この世の中には、こんなにも綺麗なガラスが沢山あるんだ、
私は建築の分野にいましたが、何故今までこのガラスの存在を知らなかったんだろう、このたくさんの綺麗なガラスを多く人と多くの空間に広めたい、と強く思うようになりました。

巡り会った方々の力添えに助けられ、これまで書き綴った記事を見ていただく方が少しばかり増えてきたような気がします。建築の人にも、私の知る範囲では友人だけですが、見てもらえるようにもなりました。

多くの作家さん作品の記事を扱うようになってから、果たして自分の作品をここで紹介して良いのだろうか、もっとパブリック性を持たせたいのでいずれかは分離させなければと思いつつ、ここまできました。
石の上にも3年。良い区切りなので、このブログをより多くの人に便利に見ていただくために、個人的に作ったものは別ブログへ移動するつもり、、です。

しかし今さらとなって、このブログの構造の中で、改めて一部の記事の移動がかなり面倒な作業の模様であるらしいことに気がついてます。さらに新規のブログはFC2を予定しているのですが、カスタマイズが難解でここのところ頭を抱えています。

とにかく前に進んでいきますので、
これからも Lumiere&Luce をよろしくお願いいたします!

Lumiere&Luce 最初は何げなく付けたブログ名ですが、
フランスの光、イタリアの光のように、神聖で大地を輝かせる強くもあり美しい光をブログタイトルにして良かったなと思ってます。

新規ブログタイトルは Lys(リュース)・物語のある光です。
私の作りたい光は、例えでいうなら北の国の光。
デンマーク・ノルウェー語での「光」を意味する言葉を選びました。

両ブログともどもよろしくお願いいたします。
posted by whitecoat at 22:03 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

ガラスに熱湯は・・・。

s-0803014 001.jpg

我が家にある、タンブラー。
唐草模様なので 「バカボングラス」 と呼んでいました。

程よい厚みがあって、サイズ的にも(φ65 h75)焼酎を飲むのに良かったらしく
家人はこれでよく焼酎を飲んでいま・・・・した。

水割りだけではなく、お湯割りも。
冬場になると沸騰したお湯を注いで・・・大胆だなーと思いつつ
パイレックスではなくてもガラスに厚みがあれば、意外にも結構イケルのかなと
思ってましたが・・・。

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posted by whitecoat at 23:07 | TrackBack(0) | ガラスのテーブルウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

鍋田尚男 ガラス展

s-0803015 011top.jpg

ガラノさんの記事を見つけて、鍋田尚男ガラス展に行ってきました。

去年の展示を見逃していたので、ようやく今回、鍋田さんとその作品たちにお会いすることができました。




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新日曜美術館 小川 三知の挑戦

放送のご案内です。

3月16日(日)NHK教育 9:00〜 再放送20:00〜
新日曜美術館

日本初のステンドグラス作家
小川 三知(さんち)の挑戦

最近、ステンドグラス内容の放送が多いですね!


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2008年03月14日

馬越 寿 ガラス展

ガラノさんの記事を見て、四谷・晩紅舎での 馬越 寿ガラス展に行ってきました。

撮影はできませんでしたが、端正で美しいガラスで静謐そのもの。
どれも素晴らしい作品ばかりです。



■ 馬越 寿 ガラス展 

〜3/21(金)日、祝20日休み
11:00〜19:00(最終17:00)
GALLERY 晩紅舎
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ギャラリー仲摩さんの最後の展示会

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ギャラリー仲摩さん、これまで長年に渡って多くの美術作品を扱い、建築空間へ組み込むガラス作品を数多く取り組まれていましたが、最後の展示会の案内を頂き、伺いました。






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2008年03月09日

矢野太昭新作展 GLASS STORY

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矢野太昭さんの新作展に行ってきました。
DMにある、「ガラスを使って何かを物語れるか」というテーマでの作品。
とても面白く、良い作品ばかりでした。






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2008年03月05日

YAGレーザーのガラス彫刻

先日TVで、ガラスのボリュームの中に彫刻を施したものを見ました。
ガラスの塊の中に立体の像が浮かび上がっている感じのものです。
自分の家族の肖像とか愛犬とか、仏像まで。
シンプルでデザイン次第ではなかなか良い感じのものです。

家人にこれってどうしてこうなるの?と聞くと、YAG(ヤグ)レーザーによる彫刻だと。
YAGって何?と聞くと、
Y=イットリウム
A=アルミニウム
G=ガーネット の意味だと。

いっとりうむ って何よ?と聞いたときにはサスガに呆れかえられてしまった。
「本当に勉強してきたのかよ、元素記号にあるだろう!」
えーーっそんなのあったけ??

s-080304 023.jpg

工具入れになり変わったマグカップ、  あった・・・。
こういうときに便利なマグカップ。

で、YAGとはリンクに書いてあるとおり、ガーネット構造の結晶のことです。
説明するに自信ないし、長くなるのでレーザーの原理を知りたい方は別途お願いいたします。

そのYAGレーザーを使い光学レンズで焦点合わせて3次元の位置決めをすれば、レーザー照射ポイントが高温になり、ガラスが結晶化して白くなります。電気炉でフュージングをして加熱しすぎたりすると白っぽく濁る失透と同じことです。
失透とは、アモルファス状態のガラスが、好ましくない形で結晶の析出がある現象のことです。

YAGレーザー彫刻機に2次元・3次元データーを入力すれば
ガラスの塊の中に平面や立体のような像を彫刻できるというわけです。

肝心な、YAGレーザーによるガラスの彫刻とはどんなものなのか?
勝手にリンクできそうな所はなかったので

「YAGレーザー ガラス 彫刻」 で検索してみてください。

そうだなー、私だったら溶解炉からガラス玉を掬って
綺麗なガラスのボリュームを流し込んで作って
サモトラケのニケを彫刻したいな〜。

2008年03月02日

江戸切子新作展

ガラノさんの記事を見て、江戸切子新作展に行ってきました。
切子の無料体験が目的でした。

家人も切子無料体験に興味を持って同行。
「本当にタダで切子させてもらえるの?」
「切子したものは、こっちが買い取りかな〜」
「きっとさー、カット対象物は皿だよ、やりやすいもん」
と、相当なやる気を見せていまして・・・。

私はカットしたものを持ち帰り可能で、それは多分ぐい飲みかなと思っていたのですが。

会場に行くと、結構人が多くいらっしゃって
メイン会場では新作切子の説明をしているような大きなグループもありました。

一目散に無料体験コーナーに進み、体験の課題物は厚みのある円盤のペーパーウェイトでした。

雰囲気から、マジックペンで均等に分割ブロットをして線を結び、
カットのデザインを考えるらしい。江戸切子カットの基本パターンの紙が置いてあって、
「麻の葉切子」をやってみたい、のようなことを指導していらした職人さんにお聞きしたら、「あーそれはできない、難しい」と。
どうやら放射状のデザインなら素人には良いようで、そんなデザインにまとめようとマジックでマーキング。この時点で、もう均等分割でもないしマジックの太さもあるしで果たしてどうなる事やら心配になりました。

カッティングの順番が回ってきましたので、スタート。
私のペンデザインを見た職人さん、なにやら機嫌を悪くしている模様!?
ペーパーウェイトの中心から放射状に、再び中心へと砥石ホイールに当てて削る作業をします。この動きは、均等なカッティングを施す基本のようです。

私が先に終了したので、家人の方のカッティング姿を撮影。

s-080301kirikostart.jpg

マーキングしたラインにそってガラスをダイヤモンドホイールに軽く押し当てます。面白いようにガラスが削れます。

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